韓国語を勉強し始めると、まずは代表的な動詞の意味を学びます。
例えば、「보다」見る「들다」持つ 「먹다」食べる
などです。
しかし、これらの単語には他の意味を持ち、他の動詞としても
使われることがあります。
では、どんな意味を持つのかまとめてみました。
보다 見る 以外の意味とは?
まず、初級で習う単語としては、보다 見る という意味です。
テレビを見る という時は、보다 見る、が使われます。
そして、他の使い方としては、
明日、会おう
というときに、
내일 봐요 (明日見よう)と使います。
直訳すると、明日見よう!となるわけですが
明日、会おうね。という意味で「会う」という意味でも使われます。
その他に
試験を受ける 시험을 보다
この場合、試験を受けるは、받다 ではなく、보다 になります。
何でだよ…と思われるかもしれませんが、覚えるしかないのです。
あとは、動詞以外の意味で
~보다 ~より という意味です。
일본보다 한국이 좋아요 日本より韓国がいい
というような時に使います。
代表的な意味は、以上4種類になります。
들다 持つ が持つ他の意味とは?
続いて、들다 ですが、本当にたくさんの意味があります。
代表的なものに、持つ という意味がありますが
似た単語に 가지다(持つ)もあります。
가지다(持つ)は、カバン、教科書を持つ、という意味です。
こちらは、持ち歩く、という意味よりは、
私はカバンを(物として)持っている、という意味が近いです。
들다 の持つ、も似た意味ではありますが
若干違うのは、持ち歩く、という意味です。
スーツケースを持ち歩く、という場合には
들고 다니다 のように
何かを持ちながら・・という意味のときに使われます。
들다 あげる
顔をあげなさい、とか、
学校の授業中に先生が「この問題が分かる人は手をあげなさい」の
手をあげるのときも 손을 들어 という形で들다を使います。
들다 入る
入る、という意味もあります。
部屋に入るという意味もあります。
마음에 들다
気に入る という意味でも使われます。
들다 とる
年を取る、という時に
나이 들다 とも使います。
また、先ほどの説明にあった 먹다 (食べる)も
年を取る という時に使います。
나이 먹다 年齢を食べる ではなく、年を取る です。
どうしてたくさんの意味があるの?
どうしてたくさんの意味があるの?覚えられないよ、
という方は、日本語でも考えてみてほしいのです。
例えば、日本語で
「かく」
と言ったら、何を創造しますか?
代表的なものには、「書く」があります。
しかし、他には、描く 掻く 欠く 各・・・と
たくさんの「かく」があるのです。
外国人にとって、ひらがなで「かく」と言われても
何で日本語でこんなにあるんだよ・・・というわけなのです。
他には、 「たかい」
という言葉もありますが、日本では
価格が高い、建物が高い
も同じ「高い」になりますが、韓国では
価格が高い 비싸다
建物が高い 높다
を使うため、日本では同じ単語ですが、韓国では違うのと同じです。
ですから、보다 見る のように1つの意味ではないことがあるのです。
ご理解していただけましたでしょうか。
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