韓国語を勉強している方であれば、日本語では同じ意味なのに
どういうときにどの韓国語を使ったらいいか迷うことが多いでしょう。
今日は、「耐える」を韓国語で何というかについてまとめてみました。
耐えるを韓国語で?
「耐える」という単語を韓国語で調べると以下が出てきます。
「버티다」「견디다」「감당하다」「참다」
日本語で1つの単語に対して、こんなにも韓国語出てくるとは
これでは、迷ってしまいます。
では、1つずつ見てみましょう。
「버티다」とは?
「버티다」を辞書で調べると、耐える、こらえると出てきます。
こちらの「耐える」は、持ちこたえる、という意味が含まれています。
下記が例文になります。
最後までこらえる
끝까지 버티다
水1杯だけで1日を持ちこたえた
물 한대접만으로 하루를 버티었다
「견디다」とは?
「견디다」を辞書で調べると、耐える、我慢する、こらえる
と出てきます。
しかし、この耐える、我慢するには、深い意味があり、
ただ我慢する、耐えるのではなく、肉体的、精神的な苦痛に耐えるときに
使う単語になります。
寒さに耐える
추위에 견디다
手術の後には耐えられないほどの痛みが続いた
수술한 뒤에 견디기 어려울 정도의 고통이 계속되었다
「감당하다」とは?
韓国語の教科書には、ほとんど出てきませんが、こちらの
「감당하다」は、日常生活で話されたり、ドラマのセリフなどにも
使われます。
こちらも、耐える、という意味も書かれておりますが、
どちらかというと、責任をとる、十分に果たすという意味が
含まれます。
その会社は、負債に耐えられずに倒産した
그 회사는 부채를 감당해내지 못하고 파산했다
責任をとれずに倒産した、という感じですかね。
カップルが別れてしまったときにも
私が耐えられなくて別れたよ
내가 감당하지 못해서 헤어졌어
こんな風に使われます。
「참다」とは?
「참다」は一般的に初級でも習う単語ですね。
我慢する、耐える、辛抱する、という単語です。
似た意味で「견디다」がありますが、「견디다」は
精神的な苦痛を耐える、という意味に対し、
「참다」は、ただ我慢する、という意味になります。
日本語で話をする時に使う「我慢する」というときには
直訳して、「참다」を使っても問題なさそうです。
似た単語に「못 살아」モッサラ
韓国ドラマを見ていると、
못 참아 モッチャマ~
못 살아 モッサラ~
とか聞いたことがありませんか。
못 참아の前に、더이상 「これ以上」がついて
더이상 못 참아 (これ以上、我慢できない)
となるわけです。
못 살아 も同じく、我慢できない、という意味ですが
もうこれ以上、一緒に住めない、一緒に生きられないわ
という意味があるため、結婚した夫婦によく使われます。
いかがでしたか。
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