韓国語を勉強していると、日本語ではこう表現するけど
韓国語では何ていうのだろう?という言葉がいっぱいあります。
その中でも、「もったいない」という言葉。
私が習っていた日本在住の韓国語の先生は、
日本語の「もったいない」という表現と同じような韓国語がなくて
「もったいない」なんて言っていました(笑)
その中でも、似ている言葉として、아쉽다と아깝다があります。
どのような違いがあるのかまとめてみました。
아쉽다と아깝다の違い
아쉽다(アシプタ)を辞書で調べると「惜しい」という意味で
書かれているのですが、実際には「惜しい」けど残念
というような意味になります。
例えば、昨日、彼氏と会えなくて残念だ
というときも、아쉽다 を使います。
~できなくて残念 というときに使う表現です。
また、物足りない気持ち、心残りなどに使います。
物足りない気持ち、
名残惜しい別れ
みたいなときにも、아쉽다を使います。
아깝다(アッカプタ)は、もったいないと辞書には
書かれているのですが、こちらは、物がもったいない
というときに使います。
時間がもったいない
捨てるのがもったいない
というような具合です。
日本語で表現できない「もったいない」とは?
[ad#co-1]韓国語の先生が、同じ「もったいない」でも表現ができない
「もったいない」があると言っていたことを思い出しました。
例えば、私が5年間、韓国語の勉強をしていてある程度
会話もできるようになっているのに、仕事に活かさないのは
もったいない、とおっしゃったんですね。
こういうときに使う「もったいない」は、韓国語で表現するのが
難しいと言っていました。
この表現を、아쉽다か아깝다に分けるのであれば、아쉽다になるのでしょうか。
아깝다には、大切に使う という意味もある
よくお金を大切に使わなくちゃ、
という場合、
돈을 아껴 써야지..(トン アッキョ ソヤジ)
このように表現します。
この場合に出てくる、아깝다には、大切に・・・という意味になります。
아껴 먹아야지
↑
いただいたお菓子など、もったいなくて少しずつ食べるよ
という意味で、大切に食べなくちゃ、という意味で使います。
最後に
似たような意味である아쉽다と아깝다ですが、残念だという意味がある
場合には、아쉽다 で、物がもったいない、大切に、という意味は
아깝다になるのではないかと考えられます。
今までやってきたことがムダになってしまった、というときは아깝다に
なります。
どちらでもOKな表現もありますので、使い分けが難しいところですが、
この場合は、どっちになるのかな?と考えながら使い分けていくと
いいかもしれません。
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