韓国語を勉強していると、最初に日本語を頭で思い浮かべて
その日本語を韓国語にしていく人が多いでしょう。
慣れてくれば、自然な韓国語が出てくるのですが、
口がスラスラと慣れるまでは、日本語を最初に考えてから
その日本語を直訳する人がほとんどです。
しかし、日本語を韓国語に直訳するとニュアンスがおかしい
時があるので、こちらの記事で紹介します。
過去形であらわす表現は実は現在形が多い?
過去形で、あらわす表現で現在形? と思った方も多いと思いますが
これは、日本語では、過去形で表しているけど、実は現在形です、
という意味です。
簡単に説明すると、電車を待っていて、電車が来ると
「電車が来た」
と、日本人は言ってしまいます。
それを、そのまま韓国語にして
전철이 왔다.
と言ってしまいがちですが、韓国語で 왔다 きた と言うときは
すでに、到着した、という意味になります。
もう1つ例をあげていいますと、
「子供がもう寝たから電話できるよ」
と話すとき、「寝た」を韓国語では 잤다 とは言いません。
잠이 들다 を使います。
韓国語で、 잤다 は、寝た という意味で、
日本語では、現在も寝ている状態を表しますが
韓国語では、夜寝てから朝起きた状態で、朝になってから
よく寝ました という時に、잤다 と使います。
ですので、잤다 というと、すでに寝てから起きた状態を
表しています。
疲れた を韓国語で話すとき
疲れた~と韓国語で言うときには、피곤했어요 とは言わず
피곤해요 と言います。
日本語で、疲れる と言うと、今、疲れているのではなく
これから疲れそう というニュアンスになることが多いのですが
韓国語では、疲れた=今、疲れている と解釈するため
피곤했어요 とは言わず、피곤해요 になります。
日本語で過去表現することが多いが実は現在形
さきほど説明した、「寝た」「疲れた」も含めて
過去形で表現されていますが、実際には、今寝ている、今、疲れている
という状態ですので、韓国語では現在で表現することを覚えておきましょう。
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