今日は、韓国語の「들다」についてまとめました。
들다は、初級でも習う単語の1つなのですが、最初に習う
意味は「入る」 になります。
家に入る
집에 들다
眠りに入る(眠りにつく)
잠이 들다
などで習うことも多いでしょう。
実は、この 들다 は、いろいろな意味があり多くの場面で
使われるので、全部覚えておいたほうが良い単語になります。
2つの単語がまざって使われる言葉
代表的な意味で使われる들다 入る と一緒に
行く、という動詞が一緒に使われることがあります。
入る + 行く
들다 가다
들어가다
入って行く
という意味です。
들어가세요 入って行ってください
들어오세요 入って来てください
こちらは、よく聞きますね。
続いて・・・
学校でよく使われる「手をあげて」
ドラマのシーンでよく見るのが、「手をあげて」です。
先生が、授業中に「これ分かる人、手をあげて」
という時などに
손을 들어
と言います。
初めて聞くと、手を入れる? と思うかもしれませんが
手をあげる
という意味でも疲れます。
年を取る
年取るという意味では、나이를 먹다 も使われますが、
同じ意味で、
나이 들다
も、年を取る、という意味で使われます。
荷物を持つ
続いて、荷物を手に持っていく、という意味で使われます。
例えば、スーツケースを持ち歩く
という時に
들고 다니다
直訳では、持って通う という意味になるのですが
荷物を持ち歩く、という意味で使われます。
天気になる という意味もある
次に、雨や雪などがあがって晴れる、天気になるという
意味もあります。
날이 들다
空が晴れる
비가 들 것 같아요
雨があがりそうだ。
とまる、ひくという意味
この「とまる」「ひく」は、汗がとまる、ひく
という意味で使われます。
더워서 땀이 안 들어요
暑くて汗がとまらないです
という意味です。
下宿する、入居する
入る、に近い意味なのですが、家に入って落ち着く、下宿する
という意味でも使われます。
하숙에 들어요
下宿します。
여관에 든 손님
旅館に泊まる客
새집에 들다
新築に落ち着く
などです。
いずれも、家に入る、という近い意味で使われています。
韓国語にもある同じ単語で複数の意味
日本語でも、「かく」という単語があったら
「書く」「描く」「掻く」と種類があるように
韓国語でも、同じ単語でもいくつか意味があります。
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