韓国語を勉強すると、初級では基本的な動詞を先に勉強します。
例えば
가다 行く
듣다 聞く
먹다 食べる
보다 見る
타다 乗る
などがこれに当たります。
しかし、この動詞には他の意味にもなるので
上記以外で、覚えておいたほうが良い単語にもなるのです。
듣다 聞く
듣다 は、まず「聞く」という意味が思い浮かぶでしょう。
音楽を聴く、話を聞く などです。
この「聞く」という意味以外に、よく使われる意味が
下記になります。
약이 듣다 (薬が効く)
눈물이 듣다(涙がこぼれる)
먹다 食べる
続いて、먹다 食べる という意味もありますが
下記の意味もあります。
나이 먹다 (年を取る)
약을 먹다 (薬を飲む)
나이 먹다 で、年を食べる?と思うのでしょうが、
この表現で、年を取る、という意味になります。
また、薬を飲む もなぜか、먹다です。
飲むという単語は「마시다」 があるのですが、
お酒は、ジュースを飲む というときには「마시다」に
なるのですが、薬の場合には、먹다 になります。
보다 見る
보다 は、「見る」が一番使う表現になります。
しかし、他にもよく使われる意味がたくさんあります。
시험을 보다 (試験を受ける)
집을 보다 (留守番をする)
손해를 보다 (損をする 損害を受ける)
소변을 보다 (小便をする)
장을 보다 (買い物をする)
~보다 (~より)
사과 보다 딸기 (リンゴよりイチゴ)
「見る」という単語も一般的ですが、他の意味で
使われていることが多いです。
こちらもよく使う表現なので覚えておきましょう。
타다 乗る
타다 乗る も、タクシーに乗る、バスに乗る
などの時に使われることが多いのですが、
下記の言葉も使います。
밥이 타다 (ご飯が焦げる)
하늘이 타다 (空が燃える)
월급을 타다 (給料をもらう)
いろいろな意味があるので、不思議ですね。
最後に
どうして、1つの単語なのに同じ意味がたくさんあるの?
と思うかもしれませんが、日本語でも同じです。
「かく」
という1つの単語でも、違う意味があります。
紙にかく
目がかゆくて、かく
汗をかく
などです。
韓国語でも同じです。
배 ペ という単語1つにしても、
船 という意味になりますし、 お腹 という意味
そして、果物の 梨 という意味があり3つもの意味を
持ちます。
눈 にしても 目 という単語と、雪 という単語の
意味になります。
日本語で言うなら、「あめ」と聞いて、
食べる 飴 なのか、 天気の 雨 なのかを
いうのと同じ感覚です。
1つの意味ではないものがたくさんあるので覚えるのが
大変かもしれませんが、1つ1つ覚えていきましょう。
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