韓国語を勉強している人は、もうすでにお分かりかと思いますが
日本語と同じように韓国語にも、敬語とタメ口というものがあります。
敬語は、존댓말(チョンデンマル) 높임말(ノッピンマル)と言われ
タメ口は 반말(パンマル)と言われています。
~ 요 を取れば、タメ口になる、と言われていますが
話相手が友達で、タメ口で話をできるだとしても、
年齢が上の方のことをお話するときには、 尊敬語を使いながら
お話しなくてはいけません。
どういうことなのか? をまとめてみました。
~ 요 を取れば パンマルは正しい
例えば、どこに行くの? という時
어디로 가요?
オディロガヨ どこにいくのですか?
어디로 가?
オディロガ? どこにいくの?
という形です。
~ 요 があれば、丁寧な話し方になり、~ 요を取れば
パンマルになります。
パンマルの中に尊敬語がある話し方
続いて、パンマル(タメ口)なのに尊敬語が入っている場合とは
どんな時でしょうか。
例えば、下記のような場合です。
할머니가 그렇게 하셔서 내가 했어
おばあちゃんが、そのようにおっしゃるから私がしたの
お話するときには、タメ口になっていますが、
おばあちゃんが、そのようにする 하다 には尊敬語が含まれています。
하시다 が使われているのをお分かりでしょうか。
では、下記の場合は、どうでしょうか。
할머니가 그렇게 해서 내가 했어요
おばあちゃんが、そのように言うから私がやりました。
この場合、相手に話すときには、~しました と丁寧な言葉に
なっていますが、年上のおばあ様を敬う言葉は入っておりません。
おばあ様の行動を言うときには、尊敬語を使い
自分が~した、というときには、하셨어요ではなく、 했어요を使います。
このような言い方は、とても多いです。
パンマル(タメ口)で話すときでも、自分より敬う両親や
先生、社長、おじいさん、おばあさんの行動をお話するときには
尊敬語を入れる必要があります。
尊敬語は 요 や 입니다 をつけるだけではない
尊敬語、敬語を使う場合は、ただ動詞に요 や 입니다をつけるだけでは
ありません。
下記が代表的な尊敬語ですので、覚えてください。
一般的 尊敬語
痛い 아프다 편찮다 어디 아프세요 어디 편찮으세요
食べる 먹다 드시다 어서 먹어요 어서 드세요
あげる 주다 드리다 제가 해줄게요 제가 해드딜게요
寝る 자다 주무시다 잘자요 주무세요
他にもたくさんありますが、上記の言葉だけでも覚えておくといいでしょう。
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