韓国語は、日本語と文法が似ていて、覚えやすいですよね。
単語さえ覚えれば、日本語を考えながらその日本語を韓国語に
直訳していけばいいんだから・・・
と、私も最初は思っていました。
が、そのまま直訳してしまうと、不自然な韓国語になってしまうものが
助詞
の使い方です。
日本人が韓国語を勉強していた間違いやすい表現をまとめてみました。
友達に会う 友達と会う
例えば、
①昨日、友達と会いました。
②友達に会いに行きます。
という場合、
①昨日、友達と会いました。
⇒× 친구와 만났어요 친구하고 만났어요
⇒〇 친구를 만났어요
②友達に会いに行きます。
⇒× 친구에 만나러 갑니다
⇒〇 친구를 만나러 갑니다
~를 만나다 がセットで ~と会う。 ~に会う
という意味になります。
バスに乗る 地下鉄に乗る
続いて、~に乗る という場合です。
①バスに乗る
⇒× 버스에 타다
⇒〇 버스를 타다
バスだけでなく、「~に乗る」という場合は、
~를 타다
となります。
ちなみに、給料をもらう も 받다 も使いますが、
월급을 타다
とも使います。
こちらも、~를 타다 でセットで覚えておきましょう。
~から で間違いやすい表現
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~から という表現が間違っている方がおられます。
①学校から駅まで
⇒× 학교부터 역까지
⇒〇 학교에서 역까지
もともと、「에서 」 というのは、場所の後につく助詞です。
学校で宿題をした 학교에서 숙제를 했다
という場合です。
でから、学校から駅まで、 という文章のときには、
つい、「부터」 を使ってしまうのですが、こちらは
時間や月日を表す時に使います。
⇒〇 아침 9시부터 11시까지
朝9時から11時まで
一番難しい ~で
~で というものの中には、
①~で(名詞)使う
②~で(場所)行う
があり、②の場所の場合には、上記の説明通り「에서」を
使えばいいのですが、
①のように名詞も場合には、 로 を使います。
例えば、
教科書で習った単語 という場合には、
교과서로 배우는 한국어
という感じになるのですが、
ただし、
교과서에서 나온 단어 (教科書で出た単語)
という形で、「에서」を使う場合もあります。
これは、教科書から出てきた単語 というニュアンスですので
日本語では、教科書で出てきた単語
という形で、 で になっているのですが、韓国語式では
教科書から出てきた単語
という意味で、~에서になります。
覚えるしかない
この使い方ですが、動詞と一緒にその前につく助詞を一緒にセットで
覚えるしかありません。
日本語をそのまま直訳しても韓国人に通じますが、
それが癖になってしまうと、直すのが大変なので、最初から覚えていくように
しましょう。
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