韓国ドラマを見ていて、不思議に思ったことがあります。
それは、どんなドラマを見ていても、子供は、お父さんには敬語で話し
お母さんにはタメ口で話をしています。
また、お母さんもお父さんには敬語でお話しています。
ドラマだけなのか、実際にはどうなのか聞いてみました。
実際はどう?お父さんには敬語?
実際に、韓国人に聞いてみました。
友達5人に聞いたところ、半分半分の答えでした。
自分はお父さんにはタメ口だけど、友達の家は
お父さんには敬語だよ。という家もあれば
お母さんにも敬語で話している、というお友達もいました。
結果的には、お父さんには敬語で話すが50%の半分で
お母さんに敬語は、ほぼなし。
という回答でした。
お母さんは、やはり小さい頃から一緒にいるせいか
話しやすいのかもしれません。
お母さんにはタメ口で話している、という家族が多いです。
尊敬語の入っているタメ口とは?
お母さんには、タメ口で話すという韓国人でも
尊敬の言葉は、入っているのです。
例えば、
どこ行ったの?
という時には、
어디 가셨어?
という感じです。
ただ
어디 갔어?
ではない、ということですね。
夫婦では敬語なの?
ドラマでは、妻が夫には敬語で話すが
夫は、妻へタメ口という場面が多く見られます。
実際に夫婦ではどうなのでしょう。
結婚前は、普通に恋人同士であることが多いので
男性が年上で、オッパ、と呼んでいる場合でも
普通に「요」をつけたくだけた敬語で話すことが多いので
その場合は、夫婦になっても敬語のままになっていることが
あるでしょう。
ほとんどは、カップルになればタメ口が多いので
そのまま夫婦でもタメ口で話すことが多いですが、
なぜかドラマでは、男性をたてている場面が多く
実際には、やっぱりまだまだ韓国も男尊女卑が強いのかもしれません。
兄弟や親戚はどう?
兄弟は、同じ家に小さいころから一緒に育っているので
パンマルで話すのが普通です。
親戚は、サムチョン(おじさん) コモ(おばさん)なども
小さいときから関わっている場合には、親しい言葉で
話すこともありますが、だんだんと距離があいてくれば
敬語になってしまうこともあるでしょう。
敬語だからといって親しくないわけではない
日本では、何となく敬語で話していると距離感を感じたり
することがあるかもしれません。
タメ口で話すほうが距離感が近い、という感じはしますが
韓国では、タメ口だからといって距離感が近いわけではありません。
くだけた敬語で、「요」をつけた話し方は標準語ですので
こちらの敬語を使うからといって親しくないわけではないのです。
敬語で話をしても、仲良しの場合もたくさんあるのが韓国です。
日本とはすこーし違いますね。
いかがでしたか。
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