韓国語を勉強してると、~만 하다 ~に値するという
文法を勉強することがあるでしょう。
~만 하다 ~に値する、と日本語では書かれておりますが
実際に、日本語で ~に値する なんて言わないし・・・
と思ったことありませんか?
いや、私は思っておりました。
ということで、今日は、~만 하다 ~に値するの
自然な使い方についてまとめてみました。
~만 하다 ~に値する で例文を作ってみると
~만 하다 ~に値する にはどんな例文があるか作ってみました。
質問形式の例文です。
① 이 영화 볼 만 해요?
② 먹을 만 해요?
では、①と②を直訳すると
①は、この映画は見るに値する?
②は 食べるに値する?
となりますが、実際にはそんな日本語使いませんよね。
では、どういう意味なのか、もう1度おさらい。
こんな感じです。
① この映画見る価値ある?
② 味はどう?
①については、映画を見たいと思っている人が
この映画はどうなんだろう・・・と思っていて
1度見た人に、映画はどうだった?見る価値ある?
というようなニュアンスで使われる意味です。
直訳して、見る価値ある? とは聞かない日本人でも
映画どうだった? みたいな意味で使われるということです。
②については、自分が作った料理を相手が食べているところに
味はどう?
という意味で、먹을 만해요?と聞きます。
먹을 만해요 と答えると、おいしいです。食べられます
という意味です。
食べるに値する、とか食べる価値がある、という
ニュアンスではないんですね。
意味としては ~するだけある ~して当然だ
他にも、意味としては、~するだけある、~して当然だ
という意味もあります。
さきほどの、①であれば
映画をみるだけのことはある とも訳せます。
당연하다 ~当然だ
とは違う意味です。
당연하다 ~当然だ は、~すべきだ、とか~なすべきだ
という意味になるため、映画を見るべきだ、映画をみて当然だ
なんですが、~만 하다は、その意味よりもっと柔らかい意味で使われます。
자네 의견을 들 만 해
君の意見を聞くだけのことはあるね
のようなニュアンスで使われます。
最後に
~만 하다 は、普通の会話でも動詞の後に使う文法です。
この言葉が出てきたからといって、必ず~に値する、~すべきだと訳すわけではありません。
~するだけのことはあるね、とも訳せるのでその時の感じで分かるようになると韓国語が面白くなっていくと思います。
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