日本語には、男性が使う言葉、女性が使う言葉がありますね。
例えば「自分」をさすときも
男性は、
僕、俺、
ですが、女性は、私、わたし、
などがあります。
他にも、
そうじゃないだろ!(男)
そうじゃないでしょ!(女)
こんな感じで、多少なりとも男性用、女性用がありますが
韓国語にはないのでは?
と思っていた私ですが、実は多少なりともあるようなので記事にしてみました。
自分のことを指すのは男女兼用
さきほどの日本語で説明しましたが、
男性は、僕、俺、女性は、私、わたし、
などがありますが、韓国語では男性用、女性用はありません。
わたし 나 ナ
わたしくし 저 チョ
という形で、丁寧に話す言葉はありますが、これは
男性も女性も同じで使われます。
では男性用の言葉とは?
韓国語は、男性も女性も一緒じゃないか!と思った方も
多いと思いますが、若干ニュアンスが違うときがあります。
ドラマを見ていて思ったシチュエーションを紹介します。
例えば、
もう行くね・・・
と言うとき
男性用の言葉であれば
간다 カンダ
行くね
ということが多く、女性は
갈게 カルケ
行くね
ということがあります。
女性が、간다 カンダ~ということもありますが、
男性同士で使うことが多いように思います。
~して! とお願いするときの男女差
例えば、付き合っている男女で、
電話して~
とお願いするときなども
男性の場合
전화해 チョナヘ 電話して
전화해주라 チョナヘジュラ 電話してくれ
電話してくれよな・・・のようなニュアンスです。
もちろん女性でも使いますが、男性が多いような気がします。
전화해라 チョナヘラ 電話しろ (ちょっと命令的?)
해라~は、~しろ という命令的な言い方なので
人によっては、気分を悪くさせてしまうことがあります。
女性の場合
전화해 チョナヘ~ 電話して
は同じですが、
전화해줘 電話してちょうだい
チョナヘジョ~
ということが多いです。
女性だけが使う言葉には?
韓国語でも、女性だけが使う言葉があります。
어머나 オモナ
어머 オモ
で、あら、あらまぁ という意味があります。
これは、何かビックリしたときに使うことが多いのですが
男性よりも、女性が多く使っている言葉です。
캿 キャッ
キャッは、日本語でもありますが、男性よりも女性がよく
使っているようです。
最後に
韓国語には、男性用、女性用のような言葉はないので、
男性が多く使う言葉、女性が多く使う言葉でまとめてみました。
もちろん、男性が多く使う言葉の中には女性が使っているシーンも
みられますし、実際に使っていることもありますので、
必ずしも、男性だけが使う、女性だけが使う、という言葉ではないことを
理解していただければと思います。
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