韓国語能力試験を受けたことがある方は多いでしょう。
TOPIKⅡは「中・上級」と言われており、3級、4級が中級、
5級、6級が上級とされています。
300点満点で、120点以上が3級
150点以上が4級、190点以上が5級、
230点以上で6級となっております。
ここでは、韓国能力試験の上級(5級、6級)に合格するための
ヒケツ、時間配分などについてまとめてみました。
1時間目の試験(110分)は?
試験は、1時間目110分と2時間目70分の構成になっております。
といっても、110分は全部まとめて行われるため、特に区切りはありません。
最初の60分に聞き取りを行い、聞き取りが終わってすぐに残りの50分で
書き取りの試験を行います。
聞き取りの試験でのコツは?
聞き取り問題が始まる前の数秒でざっと目を通しておく必要があります。
内容まではわからなくても、こんな話をするんだな、くらいは知っておく
必要があるということです。
聞き取りの10番目までは、間違いのないようにしなくてはなりません。
1回ずつしか聞き取りができませんが、1回で聞き取るよう集中して
聞きましょう。
21番から、2回ずつ聞き取ることができますが、
21番、22番と2つの問題を解かなければなりません。
20番の問題が終わり、21番が始まる数秒で、ざっと21番の選択の4つの
回答を理解しなければなりません。
そして、1回目で回答できるようにし、2回目の聞き取りの時には
再度の確認、という形で最後まで聞いていくことで点数が取れるでしょう。
聞き逃してしまったときは?
あ~。何言っているか分からない、
きっと家に帰ってもう1度聞いてみたら、そう難しい言葉ではないのに
試験会場で緊張しすぎて、聞き逃してしまった、という場合でも
落ち着いて、2回目だけでも集中して聞きましょう。
次の問題に進んでしまった場合には、その問題はもうあきらめて
次の問題に集中します。
次の問題になっているのに、以前の問題をいつまでも引きずっていると
最後まで遅れてしまい、せっかく取れる点数も取れなくなってしまいます。
書き取りの50分の時間配分は?
聞き取りが終わると、残り50分で3問の問題を解きながら、
作文も作成しなければなりません。
作文の時間は、30分は必要ですので、20分の間で3問の問題を
解かないと作文が埋まらない状態になってしまいます。
51番、52番は時間なくできるようにし、53番は図を見ながら
要約をまとめられるように練習しておきましょう。
作文で、30分使いますが、
いきなり書き始めるのではなく、日本語でメモ程度に何を書くか
をざっと箇条書きにしてハングルで書き始めましょう。
ペンで、書かないといけないため、修正液は使わずに
書けるように練習しておきましょう。
作文をぶっつけ本番で受ける人もいますが、そういうことをすると
ほとんど点数を取れないまま終わってしまいます。
作文も日々練習です。
書いて、添削してもらい、書いて、添削を繰り返しします。
頑張ってください。
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