韓国と日本の会社生活についてまとめてみました。
実際には、韓国人のお友達から、10年にわたって20人以上に
聞いてきたお話ですので、間違いではないでしょう。
韓国は管理職になるとラクになる?
韓国は、軍隊の世界です。
一番下っ端が一番仕事をしなければなりません。
日本でも同じですね。
中学校のころから、それは始まっていて、部活でも
1年生は、コートやボールを準備しなければならない、
というように、社会人になっても同じです。
例えば、新入社員が電話をいち早く取らなければならない、
朝は早く来て、社員の机の上を拭くとか、
上司のコーヒーを入れるとか(古いか?)
韓国は、ものすごく強いです。
日本では、管理職になればなるほど、仕事が増えて責任が重くなるため
管理職になりたくない!
という人もいるくらいです。
しかし、韓国では課長になったとたんに、暇になった、
というような話も聞きます。
暇だからといって遊んでいるわけではありませんが、大変な仕事の
ほとんどは、下っ端がやり、部長、課長になると重要な役割だけ
出る、というような感じになのかもしれません。
管理職が一番に退社する
日本では、管理職が毎日、定時にあがると白い目で見られますね。
また、部下が帰ったあとに、帰る、というような習慣があるのですが
韓国では逆です。
管理職の課長や部長が先に帰らないと、部下たちがいつまでも
帰れないのです。
ですから、部下たちは
「奥様が待っていらっしゃるから早く帰ってください」というように
自分が帰りたいがために、相手を気遣う言葉をかけたりするのです。
基本は軍隊なのか会社生活だけでなく、結婚生活も同じです。
韓国人と結婚してお嫁さんになると相手の家族の一員として
迎えられるわけですが、立場的には一番下になります。
ですから、お盆やお正月には実家で手料理を準備しなければなりません。
お義母さんや旦那さんは手伝ってくれません。
段階を踏んでいく、というような感覚です。
最初は、たくさん苦労して、苦労するけど、だんだんと良くなっていく
というような感じです。
定年退職が早い
韓国でも、60歳が定年といっているものの、実際には55歳で
役職定年、または肩たたき、退職金を多めに払うからと早期退職を
求める会社も多いです。
日本では、60歳過ぎても働いている人が多いのですが、
実際に韓国では、60歳、70歳過ぎた人が働ける会社は少ないのが実情です。
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