日本では、昔から結婚相談所というものはあったものの、
「婚活」という言葉が流行したのは2000年代からです。
ご存じの通り、「婚活」とは結婚活動の略語で
結婚する相手を見つけるための活動を言います。
コロナの影響で韓国に行くことができない私は
韓国の掲示板でお友達を募集して、ほぼ毎日、韓国人と
会話を楽しんでおります。
その中で、数人と婚活についてお話をしてみたので、
日本と韓国の婚活に対する考え方の違いをまとめてみました。
日本では「婚活」に対してのイメージは悪くない
日本では「婚活」という言葉が流行したこともあって
結婚したいから婚活しなくちゃ~
という会話も普通に出てきますね。
最近では、婚活に対する相談所やYoutubeの動画もたくさん
出ておりますし、実際に結婚相談所の開業をする方も多くいます。
婚活に対して、日本人はそれほど悪いイメージを持っている方は
いらっしゃらないのではないかと思っています。
もちろん、婚活アプリ、で悪い人に出会ってしまった、
そういうアプリはちょっと・・・という方もいらっしゃるかも
しれませんが、「婚活」に対しては、割とかくさずに話す人も多いように思います。
韓国では「婚活」に対してマイナスなイメージ
韓国では「婚活」に対してはあまり良いイメージではないようです。
彼女や彼氏がいなくて、相手を見つけるためにアプリを利用したり
インターネットの出会い系サイトを利用したりということは
あるにしても、結婚相談所というところを利用してまでは・・・
と考えている方が多いようです。
結婚相談所を利用する場合は、年齢の高い韓国人男性が
外国人の若い女性と結婚することが多いようです。
息子が何歳になっても結婚しないので、結婚相談所で若い女性と
結婚させて子供を産んでもらう・・ような感じなのでしょうか。
もちろん、これが100%というわけではありませんので
そのようなイメージを抱く人が多い、というだけです。
未婚者は何歳になっても未婚者を望む韓国
私は、40代ですが結婚していないお友達もいれば、別れて独身に
戻ったお友達もいます。
1度も結婚していない40代のお友達は、結婚するなら子供がいる
男性がいい、と言っておりました。
理由は、年齢的に自分は子供を産めないから、相手の男性は
すでに子供がいて、もう子供は欲しくないという人がいい、
というのが理由です。
また、1度、結婚に失敗した人は、次の結婚では失敗しないよう
気遣ってくれるだろう、というのでした。
30代までの女性であれば、自分が1度も結婚していないのであれば
相手も未婚者を望むのが一般的かもしれません。
しかし、40代過ぎると女性も変わってくるのですね。
ところが、韓国では日本とは違い、
自分が未婚の場合は、相手にも未婚を望むのです。
韓国では1度、結婚して独身に戻った人を
「돌아온 싱글 戻ってきたシングル」という意味で、
「돌싱 トルシン」と言います。
韓国のトルシン達は、相手もトルシンでも良いと思っている
のは理解できますが、むしろ、トルシンはトルシン同士で
再婚するべきという考えが一般的のようです。
日本も同じかもしれませんが、未婚の息子を持つ親が
離婚歴のある女性を結婚する、と聞くと反対することがありますが
韓国は、その考えが日本より強くあります。
これが20代、30代ならわかるのですが、40代、50代と年齢を
重ねても、未婚者は未婚者が良いという方が多いことに驚きました。
自分が未婚の場合は、相手にも未婚を望む、というところかのかもしれません。
日本人の違うところは、40代、50代になると、そもそも未婚者を
探すほうが難しく、独身者の中には、1度結婚を経験してから独身に
戻ってきている人のほうが多いです。
そのためか分かりませんが、40代、50代で、自分も未婚だから相手も
未婚がいい、という声はあまり聞かないです。
最後に
このお話しは、数人の韓国人のお話しを元に書いた記事になりますので
私は韓国人だけど違う、という方もいらっしゃるかもしれません。
あくまでも、こういう意見の方もいらっしゃいますよ、ということで
見ていただけると良いかなと思います。
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