韓国語を勉強していると、日本語と文法が似ているので
そのまま直訳してしまったり、何となく合っていると思って
使っている韓国語が実は違っているものも多いです。
ここでは、日本人が間違って使っている韓国語をまとめてみました。
そんなことないです
「韓国語、お上手ですね」と言われたとき、
「そんなことないです」と言いたいときによく見られるのが
「그런거 아니에요」
と答える人が多いのですが、
意味は、 そんなことありません、なのですが、これは
絶対にそんなことがない、という否定的な意味なので、
このような状態のときには、
ただ 「아니에요 」というか、
「 아직 멀었어요 」 まだまだです
と答えるほうがいいでしょう。
苦手だと伝えるときの言い方
例えば、お酒は好きですか? と聞かれて
好きではないけど嫌いでもない、「苦手」という言い方が
韓国語にはありません。
ですが、下記のように答える人が多いです。
술은 싫어해요
술은 안 되요
この言い方は、本当にお酒が嫌いで拒絶する反応に
なってしまうので、苦手というレベルではなくなってしまうようです。
ですので、
술은 못 마셔요
と答えるほうが良さそうです。
もし良かったら・・・と言うとき
もし良かったら、明日一緒にご飯食べない?
と聞きたい時、
좋으면…良かったら・・
と使う方が多いのですが、これは間違いです。
人に使う、都合を確認する場合には、
혹시 시간이 괜찮으면 ・・
と使うほうがいいでしょう。
例えば、明日天気が良かったら・・という場合には、
날씨가 좋으면 と使います。
相手に都合を聞く時には、좋으면..は使わないほうがいいでしょう。
見なかった と言うとき
友達との会話で、
「昨日のドラマ見た?」
と聞かれたときに 「안 봤어요」という人が多いのですが、
ここでは、「못봤어요 」が正しいです。
안 봤어요 も見なかったという意味なのですが、これは
自分が見たくなくて見なかった、という意味なのです。
日本人が伝える「見なかった」というのは、못봤어요 と
伝えるほうがいいでしょう。
見る機会はあったが見ることができなかった、
というニュアンスになるのですが、自分がわざと見なかった
という意味でない限りは、못봤어요 と答えるほうがいいでしょう。
そうだね、そうだよね、と言うとき
相づちを打ちながら、「うん、うん、そうだよね」
っていうとき、
「그래요」「 그러게요 」「그러네요」
などがあるのですが、「그러네요」というのは、
ちょっと違うニュアンスらしいです。
韓国人に直接言われました。
「그러네요」は、そう言われてみればそうだよね。
というような意味のようです。
「그래요」「그래 그래」「맞아 맞아 」なども良いらしいです。
いかがでしたか。
また、間違いやすい韓国語を見つけたら、お伝えしていきますね。
コメント
勉強になります。日本語のニュアンスそのままで韓国語に置き換えて言ってる部分が過去にありました。これから韓国人と文通なりカカオなりしたり韓国ドラマを見る時はこの記事のことを頭の片隅においてみます。