最近、ニュースになっている韓国の「慰安婦問題」
今頃になってどうして?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
まだ分からない方もいるかと思いますので、ここではわかりやすく
まとめてみました。
「慰安婦問題」とは?
慰安婦問題とは、日本と韓国間における第二次世界大戦の「戦後処理問題」です。
韓国側の主張は、日本軍が戦前
「アジア各地から20万人の女性を慰安婦として強制連行し、本人の意志に反して
「性奴隷」にした」ことを認めて、謝罪や賠償を行ってください、というものです。
強制連行を日本が行ったことを示す物的証拠がないにも拘わらず、
日本政府としての謝罪を行ってしまったことで、
日本の側でも韓国の側でもこの先どのように話を決着させれば良いのか、
こじれてしまっている問題が、この「慰安婦問題」です。
日本政府や日本軍の関与による強制連行があったのかどうかを、20年以上に
渡って、証拠を探してきましたが今だに、決定的な証拠は何一つ見つかってない
ために、今でも問題として残っているということなのです。
海外の反応とは?
ブリンケン米国務副長官は、
「我々アメリカは今回の日韓合意を全面的に支持してる、韓国は合意の精神に従って
行動するべきだ!」
とこと。
両国の政府が合意したのだから、いい加減にこの問題は終わりにするべきで、
これ以上、文句を言ってたらキリがないでしょう、というところになっています。
少なくとも日本は誠意を見せてるし、日本はこの問題についても謝罪をしたではないか
との見方であります。
日韓関係の悪化はまだまだ続く
この慰安婦問題に対しては、2015年に
日本と韓国の外相会談が行われ、慰安婦問題が妥結しています。
新たな日韓合意では、元慰安婦の支援のために日本政府がおよそ10億円を拠出することを
約束しており、安倍総理が「お詫びと反省の気持ち」を表明するとしています。
しかし、韓国側では、10億円では少ない、との見方も。
また、この合意に対して元慰安婦が反発していることもあり、合意に反対している
元慰安婦もいるため、合意の内容に不満があるようです。
慰安婦問題だけでなく土地の問題(竹島)もありますし、日韓の関係が悪化している
ことは間違いありません。
私、個人的には良好な関係を築いてほしいのですが、今までの長い歴史で
良好関係は、一生難しいのではないか、とも思っております。
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