いきなりのタイトルでビックリした方もいるかと思いますが、
韓国で仕事をしようと思っている人たちへ現実を少しお伝えしようと
この記事を書きます。
韓国で会社というところに勤めるには並大抵の覚悟がないと厳しいでしょう。
その事実をお伝えします。
日本の昭和時代のイメージ
日本の昭和時代というと、1つの会社に定年まで働き続ける
というイメージです。
そして、年齢があがれば課長、部長になっていくという時代でした。
女性は、一生、出世できずに男性だけが出世していく、という時代。
まさに昔でいう年功序列の時代ですね。
実力よりも、年齢が上に行けば管理職になるという時代だったので
ある程度、長く勤めていれば自動的に管理職になれるという感じでした。
韓国の企業は、今でもそんな感じです。
現在、50代のオッパから話を聞くと、25年前に同期で入った
女性は、やはり今でも平社員といっていました。
自分は部長になったが女性はずっと変わらない、と言ってましたので
まさに日本の昭和の時代なのかもしれません。
給料も同じく、管理職になればあがるので、年齢があがるにつれて
給料もあがっていく、というのが現在の韓国の会社の流れです。
現在の韓国の転職率は?
昔と違って、韓国も転職率は高いです。
逆にサムソンなど、大手企業に就職した人たちは絶対に辞めません。
大学卒業して、25年勤めている大手企業の管理職であれば、
そこそこもらっているようです。
日本のように、年収1000万越えということはないにしても
韓国で、700万~900万であれば相当勝ち組ではないでしょうか。
今では、良い大学に出ても大手に入れない若者がたくさんいる韓国では
中小企業に仕方なく入社し、1年、2年で辞めていき、次の仕事を探す
というパターンも多くみられます。
大手企業に入社できない韓国の若者の転職率はほぼ100%といっても
過言ではないでしょう。
高卒だと厳しい韓国
大卒でも厳しい韓国ですので、高卒だと韓国で生きていくのはもっと
厳しくなります。
仕事がないうえに、低賃金の仕事しかないので生活苦になってしまうのです。
そうなると、子供に頼って生きていくしかなくなります。
ですので、高卒の韓国男性は35歳過ぎても、ほとんど未婚の方が多いです。
高卒だから・・・というよりは、やはり高卒だと低収入になってしまう、
というところなのかもしれません。
日本ですと、高卒でもその後に勉強をして自分で会社経営をしている人も
いますし、高卒だからと低収入というわけではありませんが、
韓国では、個人事業主といっても食堂や市場で物を売るというものが
多く、収入も多く望めません。
日本のようにサービスでお金を多く払う文化ではないので、見えないものに
お金を払わないことが多いため、コンサルティングのような職業で食べていくのは
韓国では難しいのです。
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