今日は、日本人が韓国語を勉強していて間違いやすい文法を紹介します。
韓国語は、簡単だと言われていますが、
実は、日本語をそのまま韓国語にすると、ぎこちない表現に
なってしまうものがあります。
よく日本人が間違えるのは、~したら の表現です。
~したら の表現
例えば、下記です。
①学校へ行ったら~
②薬を飲んだら~
この場合、
①학교에 가면
②약을 멱으면
すべてにおいて、上記のように
表現する方が多いのですが、間違っているものが多いので説明していきますね。
~면 の意味は ~すれば
もともと、~면 の意味は ~したら という意味もあるのですが
日本語で言うならば、~すれば で使うことが多いです。
①を正しい文法で使うのであれば下記です。
내일 학교에 가면 쉬어요
明日、学校へ行ったら休みです。
こちらは、~가면で正しい使い方です。
しかし、
①学校へ行ったら、桜が咲いていました。
학교에 갔더니 꽃벚이 피었어요
こちらを表現する場合にも、
학교에 가면 と表現してしまう日本人が多いのです。
この場合の学校へ行ったら・・・というのは、過去の表現です。
学校へ行ったら桜が咲いていたのが分かった、という感じで
学校へ行ってから分かったことです。
最初の例文の、学校へ行ったら休みです、というのは
まだ学校へ行っていない、未来の表現になります。
日本語ですと、同じ 「学校へ行ったら」の表現なのですが
後ろに続く、言葉によって違う韓国語になるので気を付けなければ
ならないところです。
続いて 薬を飲んだら・・・
[ad#co-1]② 약을 먹으면 두통이 멈춰요?
薬を飲んだら、頭痛が止まりますか?
こちらも同じく、薬を飲んだら・・・という表現ですが
약을 멱으면 を使います。
しかし、
薬を飲んだら治りました。
②약을 먹었더니 나아졌어요
薬を飲んだら、治りました、と表現するときは
약을 먹었더니 を使います。
このときにも、약을 멱으면 나아졌어요(×)を使う方が多いので
気を付けましょう。
意識することは?
すでに癖になっていて、すべてを ~면 にしてしまう方が
多いのですが、 次に続く言葉が未来のことなのか、過去のこと
なのかを考えてみるようにしましょう。
これだけでも、かなり改善されるかと思います。
考えてみよう
では、最後に宿題です。
①입학을 하면
②입학 했더니
①、②とも、入学したら・・・という意味ですが
あとに続く言葉を考えてみましょう。
解答は次回、書きますね。
또 뵙게씁니다
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